チャンピオンカレーはハヤシライス専門店へと業態転換します。(エイプリルフール)
- お知らせ
創業から60年を控えたタイミングでの新事実発覚、
チャンピオンカレーはハヤシライス専門店へと業態転換します。
“金沢カレーの元祖”、株式会社チャンピオンカレーは、本日、2019年4月1日(エイプリルフール)より、カレー専門店から業態転換し、ハヤシライスの専門店へと変わります。
これに伴い、弊社ブランドの店舗は『ハヤシライスのチャンピオン』へ、社名は『株式会社チャンピオンハヤシライス』へと変更となりますため、関係各社様、お取引先様におかれましては悪しからずご承知頂き、お手数ですがご対応を賜れますことをお願い申し上げます。
私たちは、1961年に洋食屋として金沢で創業してから、ほどなく自慢のカレーに特化した専門店として、名前を変えながらも長らく営業を続けてまいりました。弊社がご提供するスタイルのカツカレーは、現在では「金沢カレー」と呼称され地域内外のお客様にご愛顧を頂いております。
この「金沢カレー」は、創業者の田中吉和が当時の料理仲間へとそのレシピを伝えたことを受け、1960年代から70年代にかけて石川県内でカレー専門店が相次いで創業、現在につながっている経緯があります。このジャンル黎明期については不明な点も多く、長らく石川県民にとっても「金沢カレー」がどのようなものであるかは謎に包まれておりました。
そのような事情から弊社では足元の数年、その成立経緯を改めて調査、昨年3月には《金沢カレーの歴史》として把握した事実をまとめ自社ウェブページにもコンテンツとして公表をさせて頂いておりました。
しかし今回、その追加調査で新たに発見された資料より、実は当初の洋食店で人気であったメニューがカレーライスではなく、ハヤシライスであったことが発覚致しました。
創業者の遺したノートからは、当初腕によりをかけたオリジナルのカレーで「カレーのタナカ」として段階的に専門店化を進めるはずが、このままでは「ハヤシのタナカ」とせざるを得ないことへの苦悩について「店名が、何のことか分からなくなるのは忍びない」等と詳細に綴られております。結果、苦渋の決断としてハヤシライスをなかったこととし、カレー専門店としたことが伺われます。
想定外の展開に頭を悩ませる田中吉和(妻・博子がドローンで撮影)
弊社ではこれらの揉み消しの事実を真摯に受け止め、数年後に創業60周年を控えたタイミングではございますが、改めて残されたレシピから創業時のハヤシライスを詳細に再現。ご提供する方向へ舵を取ることを決断、「ハヤシライスのチャンピオン」へと屋号の変更を決意致しました。尚、トマトをふんだんに用いた絶品に仕上がっております。
関係各位様にはご不便をお掛けいたしますが、改めて「金沢ハヤシ」の普及に努めて参りますので、変わらぬご指導とご鞭撻のほどをお願い申し上げます。
<ご注意>
最後までご覧いただきありがとうございました。
本日(4月1日)は、 エイプリルフールです。
本配信内容はエイプリルフール企画ですので、ハヤシライス専門店への業態転換はございません。今後もカレー専門店として精進して参ります。
※ただし、石川県の野々市本店では、本企画に絡めたシークレット企画を実施するかもしれません。
また、洋食タナカでハヤシライスのご提供があった事実もございません
(※レストランニューカナザワにおいては、ドライカレーの提供は行っていた様です)。